躁うつリズムのサラリーマン

うつ病・双極性障害Ⅱ型により、同じ職場で3度の休職をしているぼくのリアルな体験記。『病気は個性』と思える日がやってくる。

(状態が知りたい人に)客観的に心の疾患を知る方法

こんにちは。

ぼくは今日、2週に一度の通院日でした。

 

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診察自体はいつもどおり。可もなく不可もなく、状態としてはまずまずとの診断。クスリも今までと変わらずの内容で処方されました。しかし毎回病院に行く度、うつ病双極性障害って、客観的に判断する材料が無いなぁと改めて思います。。

熱が出て病院に行くと、体温や聴診、血液検査や扁桃腺の腫れ具合といった客観的事実が分かった上で、具体的な指示があります。でもここの病はそうはいきません。辛さの度合いはいくら専門医でも測ることができません。回復レベルもどこまで行っても感覚的なモノがベースになるので、医師からの指示や判断が必ずしも正しいと言えるのかわかりません。クチコミサイトなどでは、「○○病院は辞めた方がいい」とか「△△医院はクスリの量が多い」とか、いいも悪いも含めて色んな情報が出ていますが、それもあくまでその人の感覚によるものです。

 

そんな客観的な状態の見えない心の病ですが、トポグラフィー検査という状態の見える化ができる先端医療があるそうです。光トポグラフィー装置という機器を使って、脳の血中ヘモグロビン濃度の変化を計測して、うつ病双極性障害の変化パターンと一致するのか確認が出来るのだとか。

 

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http://utu-yobo.com/sp/topography.html

 

費用は病院にもよるとは思いますが、ぼくの調べた限りでは、大体一万円前後で検査を受けられるようです。

ぼく自身は、昨年末にその検査を知り、悩んだ末に検査は受けなかったので、その検査の体感は無いのですが、症状や回復具合を確認できるのはとても画期的で良いことだと思います。

 

心の病は自分が病気を受け入れることから始まります。その為には、自分自身が状態を正しく理解した上で、対処法や向き合い方を考えていくのがベスト。いま考えると、症状が重たい時に検査を受けておいて、回復してきた状態で再度受けてみても良かったのかなぁと思っています。