躁状態はどうなる?
こんにちは。昨日はワールドカップで日本は大騒ぎ^_^決勝トーナメント進出が決まり、渋谷は大騒ぎだったようですね。路上で寝てる人がそこら中に居たそうで 笑
今日のニュースで観ましたが、決勝トーナメント進出が決まった瞬間の渋谷のサポーター、ハンパないですね!テンションMAXで飛び跳ねて叫んで抱き合って。あれ程夜通し動けるのは、ある意味で躁転している状態なんだと思います。
そう考えると、双極性は誰しもが持っているとも言えます。
双極性障害にはI型とII型があります。
I型のケースだと、躁転してした場合、突然勢いで多額の借金をして大きなお買い物をしてしまったり、パートナーと離婚して派手な生活を始めてしまうケース等々、その人の日常を大きく飛び越えた行動をしてしまうことがあるようですが、II型の場合は躁転しても、自分にとって「もの凄く心地良い」という感覚レベルです。
ぼく自身、躁転していたと思われる時期は、『元気になれた。調子がいい』そう捉えていました。後から聞くと会社の同僚には、「上がり過ぎているんじゃないか?」「クスリの影響なのでは?」「大丈夫なのか?!」と思われていたそうですが、当時のぼくはそんなの気にも止めていません。何人かが心配してくれ、少し行動を抑えてみては?と声をかけてくれるのですが、当時のぼくは雑音としか捉えられません。
なんで?無理なんかしてないよ?ただ調子が良いだけ。やっと調子が良くなって毎日有意義な状態になったのに、なんでみんな抑制しようとするんだよ?
そう思っていました。結果、程なく鬱の波が来てしまい今に至るわけなんですが、軽躁状態になっていると、自分を【今は軽躁なんだ】と抑制するのは簡単なことではありません。なんせ自分は調子が良いと思っていますから。インフルエンザの予防接種を受け、ここ何年もカゼなどの体調不良がない人に、「インフル流行りだしたから気を付けたほうがいいよ」と伝えても、『予防接種受けたから(大丈夫)』と思うでしょう。でも、インフルエンザの予防接種はあくまでも予防。注射しているからといって絶対ならないわけではありません。
ぼくは前回の1か月の休職という期間で予防接種をしているから大丈夫と思っていました。元気だと思っていました。だから周りのアドバイスを聞き入れませんでした。結果軽躁状態を経て、鬱状態のインフルエンザを発症しました。
体調がいいと思えてる時に、で少しだけ自分をコントロールすることが大切。
手綱を離さずにグッと掴み、躁状態になる手前の心地よさで十分な自分をスタンダードにする。今はそれを安定させられるようにトレーニング中です。
軽躁状態になるのは、ワールドカップのような周りと分かち合えるイベントの時くらいで、周りが驚く程のテンションは黄色信号。