視野を広げて見渡す②
こんにちは。
昨日ぼくの地元はキレイな夕焼け空でした
夕焼けの翌日は晴れになると言われていますが
その通り今日は朝から晴天^_^
絶好のセロトニン吸収日和です。
なので午前中は散歩してしっかりと陽の光を吸収して参りました。
さて今日は視野を広げる話の続き。
前回はぼくが奥さんを通じて視野が変わった経験を書きました。
今回は別のケースで視野が広がったエピソードをご紹介させていただきますね。
唐突にお聞きしますが、皆さんはうつ病や双極性障害について、友人や知人に話したり相談に乗ってもらったりしていますか?
前回の記事でも書きましたが、「病気=恥ずかしい、情けないこと」だと捉えていたぼくは、はじめは家族以外にはあまり伝えていませんでした。時が経って状態が少し落ち着いてきたタイミングで、普段から仲のいい友人にはカミングアウトして相談に乗ってもらうようになっていきました。
カミングアウトさせてもらった人たちは、誰も情けないとか恥ずかしいとか思うこともなく、根性論を語るわけでもなく、真正面から受け止めてくれました。
※今思うと、意図的にそういうリアクションを返してくれるであろう友人を選んでいた部分はありますけどね。
それ自体はホントにありがたいことです。おかげで気が紛れて気持ちが楽になることも多々ありました。
しかし一方で、話せる・相談できる友人と接している時は、(相手に対して)健康であることをとても羨ましく感じていました。自分は中々元気になれない中、友人たちは元気に毎日を過ごしている。その現実に自己否定感が強くなる。そんな側面を持っていました。また、友人と接している時間は、一時的には楽になるものの、根本的な病気に対する解決には至りませんでした。
みんなと同じように元気になりたい
目の前の出来事に一喜一憂したい
当時のぼくはその心持ちを抱きつつ、悶々とする日々を過ごしていました。
そんな日々を過ごしている最中、営業職としてお客様のところに伺った際に、たまたまうつ病に関する話になりました。その際、自分が経験者であること、今も苦しんでいることをついカミングアウトしてしまいました。
これまでのぼくからは、まったく話さないであろう間柄、しかもお客様。
伝えた瞬間「イヤな目で見られる」とビクビクしたのですが、リアクションは意外なものでした。
お客様も実は同じような経験があると話して下さったのです。内容を聞くと、ぼくとの違いは病院で診断を受けたか否かくらいで、症状はほぼ変わらない。
「こんなにいつも明るいのに!」そう思ったのをよく覚えています。
それからのぼくは、積極的に周りにいる方々に自分の状態をカミングアウトするようになりました。
自分だけが特別なんじゃない
誰しも大なり小なり同じような悩みや経験をしている
そう感じるようになったからです。
案の定、自分の想像を遥かに超えてうつ症状の経験者に出会うことになりました。この体験は、自分にしか目が向いていなかった自分から、周囲を見渡す自分に変えてくれた出来事でした。
自分が伝えるのを躊躇う人にあえて伝えてみる
これだけで何かしからの気付きや新たな視点が出てくるハズです。
是非トライしてみて下さいね。