躁うつリズムのサラリーマン

うつ病・双極性障害Ⅱ型により、同じ職場で3度の休職をしているぼくのリアルな体験記。『病気は個性』と思える日がやってくる。

メンタル疾患にセロトニンが重要なワケ

こんにちは。今日もブログを見て下さりありがとうございます。

ぼくの地元は今日も晴天( ^^) _U~~

 

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ということで、昨日に引き続きセロトニンを吸収するために、日中はずっとベランダで過ごしていました。気温も温かかったし、気持ちよかったです。

 

ところで、うつ病双極性障害という病に必ず出てくる「セロトニン」という物質。これが身体のどこで作られていてどのように作用しているかあなたはご存知でしょうか?

心を整えて無気力、ゆううつな気分を抜け出す一杯の魔法

 

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セロトニンは、ドーパミンノルアドレナリンと合わせて3大神経伝達物質で、腸に約90%、血液中に約5%、脳に約5%あるといわれています。気分の安定や睡眠に影響があるのは主に脳に存在するセロトニンで、うつや双極性障害といった病に密接な関わりがあります。セロトニンは、体内にアミノ酸の一種であるトリプトファンという栄養素を取り入れることで合成されます。トリプトファンが腸から取り込まれたあと、血液の中を循環し、腸や脳などトリプトファン水酸化酵素という酵素をもった細胞によってセロトニンが合成されます。 

脳内のセロトニン、感情や記憶を司る大脳辺縁系に伝達されることにより、不安や恐怖感が抑えられ、精神が落ち着いたり、痛みを和らげてくれる働きをしてくれるのですが、セロトニンが不足していると、脳内の伝達が上手くいかずにストレスに対して過敏になってしまいます。また、セロトニンが不足すると睡眠ホルモンが上手く生成されなくなり、睡眠不足になる可能性が高くなってしまいます。

だから、セロトニンを増やす作用になる陽の光に浴びることが重要って話につながるんです。

陽の光を浴びるほかにも、セロトニンを増やす生活習慣として、睡眠時間を十分確保するとか、生活リズムを一定にするなどの方法が推奨されています。

 

ぼくは休職になる前、毎日起きる時間も寝る時間もバラバラでした。食事も平日は一日1食しか食べていなかったし、週末はその時の気分で食べたり食べなかったりしていました。今思えば、病気になるべくしてなった生活だったなぁと反省しています。セロトニンの作用を知ってから、ぼくは陽の光を求めて動くようになりました。なので、同じ道を歩くとしても、常に日なたを歩いています 笑 また、トリプトファンを多く含むバナナやヨーグルト・納豆をほぼ毎日摂るようにしています。まだ休職中ではありますが、復職後もこのリズムは崩さないようにしていこうと思っています。

 

以前はストレスになるような出来事があると、それがきっかけとなって心身に不調をきたしてしまうことが病気の原因と考えられていたようですが、最近の研究では、そのような出来事による生活リズムの乱れが、病気になるリスクを高めることがわかってきたそうです。つまり、毎日一定のリズムを崩さずに生活をし続けていれば、うつ病双極性障害になるリスクはかなり抑えられるということになります。

 

病気の特効薬や対処方法を求めたり強い自分を作り上げようと意気込むよりも、毎日一定のリズムで生活するのが一番の近道なのかもしれません。