(朝起きられない人へ)シンドい時期にやってはいけないこと
心の病って、ホントに厄介なもんです、、
何かをするのは億劫なのに、何もしていないと罪悪感とか虚無感に支配される。
それを誤魔化そうとすればするほど具合が悪くなっていく。それで一日が終わる。
翌日はまたその繰り返し・・・
割と知られているお話ですが、セカオワのボーカルであるFukaseさんも、かつてうつ病を経験されたそうです。当時の苦しさを『銀河街の悪夢』という歌で表現されていますが、その歌詞の中でぼくが一番共感を憶えたのがこの部分。
だって昨日の一昨日も
変わろうとしてたけど
今日もボクは変われない
まま今日がまた終わってく
※聴いたことがない方はぜひ一度聴いてみて下さい!
ぼくの場合、苦しい時に変わろうともがき始めると、きまって自分の課題を解決してくれそうな本を買っていました。よくある「心が軽くなる◯◯」とか「自分を受け入れる為に必要なスキル」みたいなノウハウ本です。これらの本は、今調子が悪い人、現状を抜け出したいときにヒントをくれるツールではありますが、ぼくの経験上、調子が悪いときに読む本ではありません。それをしてしまうとむしろ悪化します。
読んだ瞬間はいいんです。まるで今困っていることへの答えが書いているような錯覚に陥り、ともすれば『これは明日から元気になれそうだ!』というプラス感情まで沸いてきます。それ自体は悪いことではありません。
でも、[そもそも調子が悪いタイミング]なんです。
風邪をひいている時は、安静にして過ごし熱が下がるのを待つのが常識。頭が痛い、発熱している、咳が出ている、そんな時に風邪を発祥した原因や対処法を学ぼうとする人はいません。調子が悪い時にヒントを求める行動は、それと一緒です。
調子が悪い、気持ちが優れない時は安静にしていること
苦しいんですが、やっぱりこれが一番の対処法でした。
(銀河街の悪夢の詩)
明日を夢見るから今日が変わらないんだ
ぼくらを動かせるのは今日だけなのさ
今日調子が悪いなら、動かなくていい。
次の日もまだ調子が悪ければ、安静にしていればいい。一週間調子が悪い日が続いたっていいんです。余計なことを考えてしまうようなら、とにかく体力を貯金しちゃった方が効率がいいんです。自力でも他力でもなんでもいいので、ガッチリ寝てしまいましょう!
「いつもより調子いいかも?!」そう思える日が来たら、できることを無理なく少しずつ始めていけば、気づけば元気になっている自分に出会えます。