躁うつリズムのサラリーマン

うつ病・双極性障害Ⅱ型により、同じ職場で3度の休職をしているぼくのリアルな体験記。『病気は個性』と思える日がやってくる。

(今が苦しい人へ)必ず自分なりの好リズムが生まれてくる

こんにちは。ブログを見ていただきありがとうございます♪

温かくなってきましたねー。うちの近くにある街路樹にも桜が咲いていました。

 

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これからは日増しに陽の光を浴びられる時間が増えるのでテンションが上がります!

 体内のセロトニンを増やしてくれる[陽の光]は、こころの病の回復に重要な要素の一つと言われています。ボク自身、それを意識して生活しているので、晴れの日は嬉しくなるし、曇りや雨の場合は朝から残念な気持ちになります。うつ病は日照時間と密接な関わりがあるという話はテレビなんかでもよく言われているし、実際学術的にも証明されているそうです。

日照時間が短くなる時期に発症する「冬季うつ」なんて症状もありますからね。

 

でも、酷いうつ状態の時って、頭ではわかっていたとしても実際に動けないもの。

 

外が温かそう。外出したらきっと気持ち良いし、身体にもいいんだろうなぁ。でも出掛けられない、外に出るのが億劫だし怖い。

 

ぼくは最近までそう思うことが多々ありました。

そういうときは、『今日は眠たいから』『家の中でやりたいことがあるから』『明日病院でどうせ外に出るから』といった具合に、自分の中で外出しない妥当っぽい理由を考えて一旦納得させて1日を過ごしました。

でも、この行動の結末って、「後悔」なんですよね、、(苦笑)

 

考えた理由でその日をやり過ごせはするんだけど、夜になるにつれて『今日も動き出せなかった』ってなる。そして動かなかった自分を責めてまた苦しみ、『明日こそ!』と思うけど翌日も出来なくて凹んで・・・

そんなループをただ繰り返してしまう。

 

『じゃあ無理せずに少し体調が良い日と思える日は外出しようじゃないか!』

と決めるわけですが、いざ調子が良い日を迎えると、今度は「別の不安」が現れる。

 

昼間から仕事もしないで出歩いてる自分を、周りの人はどう思うのだろう?!

 

「あの家の旦那さん、今日も家に居るんだ。無職なのかな?」と思われるのかな、、

「あの人よく見かけるな。仕事してないのかね?」って見られるのかも、、

「病気って聞いたけど元気そうじゃん。ただサボってるんじゃないの?」なんて思われるかもしれない、、

 

実際は誰もそんなこと気にしてないし、言うほど自分のことなんて見ていないんですけどね。

 

他人の顔色を気にしているのではなく、

他人の顔色を気にする自分を気にしている

 

こうなると、仕事をせずに休んでいる罪悪感に苛まれる。

『もう嫌だ、辛い。いつまで続くんだ』

 

それでも『何とか早く治る方法はないのかな?』『少しでも気持ちが楽になる方法はないものか?』と、ボクなりに考えて行動してみたことがあります。

 

 

1.家やクルマの中から陽の光を浴びる

これが一番簡単ですぐできるます。ぼくは陽の光を浴びるのは直接じゃないといけないと思っていたのですが、専門家の先生に言わせると別に屋内でも問題ないんだとか。陽の入る窓に近づいたり、マイカーの駐車場まで移動するくらいなら、うつ症状が酷い時でもできました。 

2.知り合いの少ない(知り合いに会う可能性の少ない)場所を歩く

これもそれほど難しい行動ではありません。ただ、自宅の近くだと近所の目を気にしてしまい、落ち着いて散歩できない。なのでぼくは少し離れた住宅街や商店街で散歩するようにしていました。その場所まで着くまでにドキドキ感があるという意味では、1.よりは若干ハードルが高くなります。

 

3.1人で2〜3日旅行に行く

2.と意味合いは同じなのですが、場所そのものが変わり、自分のことを確実に誰も知らない安心感が増します。旅先ではただボーッと外で過ごしてもいいし、名所めぐりをしてもいい。とにかく場所を変えることで随分気が楽になりました。ただお金がかかる分、2.よりはハードル上がります。あとタイミングは要注意です。自分が負を抱き過ぎている時だと、間違った方向にいって命を落とす可能性もあるので、そこは注意が必要です。

4.目的を持たずに大きい本屋さんに行く

今はこれが一番気に入っていてよくやっています。本自体が苦手な人には向かない方法だとは思いますが、ボクの行動はこんな感じです↓

 

❶大きい本屋さんに行く

❷端から端までどんなタイトルの本があるのか見て回る

❸少しでも興味がわいた本を立ち読みする

 

この繰り返し。本屋さんの大きさにもよりますが、全部の棚を見るだけで2時間近くはかかります。途中で立ち読みを織り交ぜると、さらに1時間以上は使っちゃいます。

 

何でこれがいいのか?

  • 本屋さんには本を探しに来ている人が大半なので周りの人目が気になりにくい(他の人も本棚しかほぼ見ていない)
  • 立ち読みしたくなる本のタイトルで、今の自分の心持ちや興味が客観的に理解できる。
  • それなりに時間を使うので、家で過ごすよりも一日の満足感がある。

 

最近はカフェを併設して自由に読めるサービスや、読書コーナー(座って読めるスペース)を設けている本屋さんも多いので、一日中ゆっくり過ごすことができます。

 そんな行動を続けていたら、本屋めぐりと散歩、日向ぼっこが趣味になっちゃいました!(^ ^)

 

病気の回復にも良いし、能動的に楽しめるし、いいリズムだなぁと思っています。

病気がもたらしてくれた、新たな自分ととらえています。

  

諦めなければ絶対春は来る

そう思って、満開の桜になれるよう日々歩き続けます。

 

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